より良い生活を送るために、今の仕事よりも高収入な仕事に就きたいと思われる方はたくさんいらっしゃいます。
仕事をするうえでモチベーションを保ちつつ、高収入も得るには得意としている分野の職業に就くのがベストでしょう。
そこで今回は、車関連に興味を持っていらっしゃる方におすすめの高収入な仕事について紹介していきます。
その仕事に就くための方法やメリット・デメリットも同時に記載しているので、これから転職しようとされている方の参考になれば幸いです。

自動車を販売して高収入を得る仕事

自動車を購入する時、多くの方が利用されるのが販売メーカー直営の自動車販売店です。
この自動車販売店のことを「ディーラー」と呼びます。
このディーラーに勤めている方は基本、営業マンであり個人の売上によって月給は大きく変動するのが特徴です。
知識が豊富で、色んな人と会話をするのが得意という方なら販売している製品の魅力を存分に引き出して販売実績を伸ばしつつ高収入を得られる可能性があります。
ディーラーに勤める方法は、販売店ごとの求人募集を見かければどなたでも応募することが可能です。
販売メーカー直営ではあるものの、あくまで契約店という形式になっているのでメーカーに採用される訳ではないのでご注意ください。
ディーラー勤めのデメリットで挙げられる点は、営業成績が悪ければ収入が固定給しか受け取れないということです。
固定給は約16万になり、手取りは12万円に満たないこともあります。
既に営業職を経験されていて、尚且つ車の知識が豊富な方には向いていますが、そうでない場合は避けた方が賢明かもしれません。

メンテナンスをして高収入を得る仕事

自動車は常に人を乗せて高速移動をする織物なので、定期的なメンテナンスを必要とします。
このメンテナンスをおこなう場所が整備会社であり、国家資格を有した整備士の仕事になります。
整備士は専門職なので月給が約50万~70万円に設定されており、更に役職に就く事で高収入を得られる職業です。
整備士になる為の方法は専門学校に通うか、整備会社で働きながら知識を得て国家試験を受けるのかと2種類あります。
車の知識がまったくない方なら、専門学校で1から知識を身につけて試験の準備をするのがいいでしょう。
これまでに多少のセルフメンテナンスを経験したり、機械いじりが得意な方なら整備会社に勤めつつ、国家試験に必要な技術は現場で教わることも可能です。
勤めながらの場合だと、お給料を受け取りつつ次のステップへと進めるので社会人には好都合といえます。
整備士のデメリットは受け持った車のメンテナンスは必ず自己責任でおこなうということです。
基本、1名の整備士だけで1台を担当するので素早く正確な整備が求められます。

販売店を経営して高収入を得る

メーカー直営店であるディーラーで数年間、仕事を経験されてから独立してディーラーを経営するのもおすすめの高収入を得る方法です。
経営がおすすめの理由として挙げられる点は、来店客へのセールスは従業員に任せつつ、ご自身は別途オンライン上で中古・新製品の販売といったセカンドワークに乗り出せることです。
現在は実店舗に足を運ぶ方が減少傾向にあり、自動車も例外ではありません。
数多くの自動車を対象にしたオークションサイトも登場しているので、これらを利用してより多くの車を販売することが可能です。
勤め人としてディーラーに在籍している場合は、販売店のルールにそった売り方しかできませんが、ご自身が経営者なら好きなように事業展開を出来ます。
販売店経営のデメリットは考えられるのが、計画的な経営をしていかないと失敗する恐れがあることです。
経営者なら当然のことですが、どれだけの従業員を雇用して店を動かすのか、販売する製品の数など逐一考えながら行動しなくてはいけません。
慎重な行動が必要なので、時間を掛けて下準備もしておきましょう。

自動車整備会社を経営する

今や国民の半数が自動車を所有しています。
自動車大国とも呼べるようになった日本ですが、車を所有している方なら避けては通れないのが「車検」です。
この検査を受けるには、陸運局が認定している整備会社に依頼をします。
2018年4月現在の国内にある整備会社は約55万件で、それに対して自動車の総数は約6210万台です。
この数字を見てもわかるように、整備会社の数が非常に少ないので独立して経営をしやすい環境といえます。
工場といっても大規模な敷地は必要ではなく、約50平方メートルほどの倉庫2つ分のスペースで車検に必要な台車や工具を揃えれば経営できます。
なお、会社を立ち上げる際は必ず陸運局の認可を取る必要があり、この認可がおりるまでには調査から審査を経て約4か月は掛かります。
整備会社経営のデメリットは、宣伝と集客に工夫を凝らす必要があることです。
個人経営だと信頼性が不透明で、初めて利用する方は敬遠しがちです。
全国展開をしている会社よりも魅力があり、信頼できる会社だとアピールすることが大切です。